はじめに
Taskerが設定できるアクションのうち、使用者に呼びかけるようなものがAlertとして分類される
何種類もあるので簡単に説明していく
Beep
固定周波数の音を発生させる
周波数・振幅・発生長さを設定することができる
Flash
入力したテキストを半透明なポップアップで画面上に出現させる
画面下部に小さく出てあまり目立たない
Longの項目にチェックを入れるとより長い時間画面上に出現させることができる
HTML Popup
HTMLでポップアップを表示させる
そのためのコードは自分で書く必要がある
Menu
自分で選んだActionを発動させるメニューを表示させる
メニューのタイトル・背景画像・レイアウト・タイムアウトする時間を決定できる
もちろん複数のTASKを設定できる
Morse
指定したテキストを示すモールス信号を生成する
残念ながらアルファベットしか対応していない
周波数・速度・振幅を選べる
Notify
通知領域に通知を表示させる
通知タイトル・通知内容・アイコン・LEDの色・バイブレーションのパターンを決めれる
また、通知タップ時のTASKも３つまで紐づけることが出来る
Notify Cancel
Taskerによって作成された通知領域にある指定したタイトルの通知を消す事ができる
タイトルを指定しない場合、全ての通知を削除する
同一タイトルの通知がある場合、最新のもののみを削除する
Notify LED
Notifyの効果＋LEDを点滅させる
全てのスマートフォンが全ての色をサポートしている訳ではない
リストの上部にあるものの方がサポートされている可能性が高い
現在はNotifyに統合
Notify Sound
Notifyの効果＋ 指定した音声を再生させる
現在はNotifyに統合
Notify Vibrate
Notifyの効果＋ バイブレーションさせる
現在はNotifyに統合
Popup
指定したタイトル・テキストのポップアップを表示させる
指定した時間の後、もしくはタップすると消える
画面中央に出てとても目立つ
Popup Task Buttons
指定したタイトルのポップアップメニューを画面中央に出現させる
最大３つのTASKSを選ぶことができる
Menuとの違いは、自分で作ったTASKを選べる点である
Say
指定したテキストを合成音声で読み上げる
Engine:Voiceで、使用する合成エンジンを選択でき
Streamで選んだもの（メディア音量やアラーム音量など）と同じ音量で読み上げさせる
Say To File
指定したテキストをWAV形式で保存する
Say WaveNet
Google Cloudのサービスで提供されるWaveNetを利用して合成音声を読み上げる
Sayで読み上げるよりも自然な発音で読み上げることができる
ひと月に一定量使用すると有料になってしまうため注意が必要である
使用の際にはGoogle Cloudで設定をする必要があるため、詳しい設定法はコチラを参照してほしい
Set Light
ライトの明るさを変更する
種類はLEDやディスプレイなどが含まれる
Shut Up
SayやSay To Fileによって読み上げている音声を停止させる
これを使うには SayやSay To File の設定でContinue Task Immediateryにチェックを入れる必要がある
Torch
カメラのフラッシュライトをつける
Vibrate
スマートフォンを振動させる
0.001秒～1秒まで振動時間を設定できる
Vibrate Pattern
スマートフォンを指定したパターンで振動させる
Patternにカンマ区切りで数字を入力する
数字は2つセットで、最初の方が振動しない時間(ms)で、次の数字が振動する時間(ms)である
例えば、100,200,100,200と入力すれば、・・・(0.1秒)ブー (0.2秒) ・・・ (0.1秒) ブー (0.2秒) のように振動する
おわりに
以上が、TASKSのうちのAlertに属するTaskの説明だ
